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ホンダ2馬力船外機のエンジンオイル漏れ!

ホンダ2馬力船外機のエンジンオイル漏れ!

2022年10月19日 [[未分類]]

ホンダ2馬力船外機をご購入頂いた方から、こんな電話がよく掛かってきます。

「少し使用したらエンジンオイルが漏れてきたんですけど!!」

「不具合じゃないか?」

「エンジンに問題あるんじゃないか?」

お話しを伺うと、エンジンのアンダーケースからエンジンオイルが漏れてきているようです。

▼エンジンオイル漏れはこんな感じです。

確かに、こんなにエンジンオイル漏れがあると心配ですよね!

しかし、実はこのエンジンオイル漏れは、エンジンの不具合ではないんです!!

今回のエンジンオイル漏れについて説明していきますが、難しい言葉が少し出てきますがご了承下さい。

このエンジンオイル漏れの原因は、ブローバイガスによるエアクリーナーからのオイル垂れとなります。

「ブローバイガスって何?」という方は、Wiki●●にわかりやすく説明されていたので、お手数ですが「ブローバイガス」と検索して参照下さい。

ブローバイガスがどんなものか何となくわかったところで、ざっくりとした説明をさせて頂きます!

ブローバイガスにはエンジンオイルも含まれることがあります。

そのブローバイガスは、放出と同時に再度吸引(クランクケースからホースでエアクリーナーへ)して、新しい空気と一緒に燃やします。

その工程で、エアクリーナーにエンジンオイルが付着します。

ブローバイガスに含まれるエンジンオイルの量が多いと、エアクリーナーからアンダーカバーの内側を辿って、最初の写真のようにオイルが垂れてきます。

わかりづらいですが、↓の写真がエンジンのアンダーカバーの内側となり、矢印周辺にエンジンオイルが流れています。

 

このブローバイガスの原因によるエンジンオイル漏れは、
・エンジンオイルの入れ過ぎ
・エンジンの高回転
・古いガソリンを使用
・エンジンの向きが悪い
などが考えられます。
長い間使用していた場合だと、キャブレターの調子が悪かったりする原因も考えられます。

では、新品でこのような事態が起こったらどうしたらよいか。

エアクリーナーの清掃をします。

まず、8mmのレンチをご用意下さい。

レンチがご用意できたら、まずはエンジンカバーを外します。

写真にあるボルト2本を外します。

ボルトを2本外すと、カバーが外れます。

キャブレターと繋がっているボルト2本も外します。
※ボルトの長さが違うので、組み付けする際は間違わないように気をつけて下さい。(左が短い、右が長い)

そうすると、エアクリーナーを分解する事ができます。

エアクリーナーやアンダーカバーの内側など、オイルまみれの部分をパーツクリーナーで清掃頂くだけです。

 

清掃ができましたら、分解とは逆の手順で組み付けて下さい。
※組み付けする際に、ガスケットの交換が必要か状態見てご判断下さい。新品ではない場合は、可能な限り交換を推奨します。
【ホンダ2馬力船外機の純正部品の購入はこちらからどうぞ】

再度オイル漏れが起こらないように、先程お伝えしたオイル漏れの原因に注意して、再度始動点検を行ってみて下さい。

もちろん、ブローバイガスによる原因ではない可能性もございます。

ご心配の方は、まずは上記の点検をした上で購入した販売店に点検頂く事をお勧めします。

ブローバイガスによるエンジンオイル漏れの場合ですと、保証対象外となる為別途費用がかかりますよ!

スタッフ太田でした。

 

 

エンジンオイル漏れ以外のよくある事例なども紹介している、ホンダ2馬力船外機BF2Dが一番詳しいサイトもご用意しておりますので、合わせてご覧下さい。

 

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